元幼稚園教諭の母は働きたくない!!

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出来の悪い私が、幼稚園教諭になる夢の為に奮闘したおはなし

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こんにちは、働きたくない母です。
皆様お疲れ様です!

今週のお題「試験の思い出」ということで、一番思い出に残っている大学入試の思い出を振り返ります。

 

私は学力の低い私立高校に通っていました。勉強は苦手できなかったので入試が簡単であることと、保育コースがあるので選んだ高校です。保育コースの生徒たちは、ほとんどが保育科のある大学に進学します。私も幼稚園教諭になりたいので、保育科のある短大へ進学希望でした。短大がよかったのは、早く実践で学びたかったからです。勉強が苦手な私は、4年も勉強できないと思いました。

学力が平均以下の高校だったので、真面目にやっている私は学年のトップでした。他の生徒は不真面目な子が多かったのです。そのため、指定校推薦をもらえるとのことでした。しかし、私はどうしても行きたい学校がありました。自由保育(遊んで学ぶ保育)を教えてくれることで有名な大学で、その大学出身の人しか採用しない幼稚園もあるほどでした。学力が追いついていないことはわかっていましたが、どうしても挑戦したかったのです。

 

その旨を進路指導の先生に話すと、

 

「難しいかもしれないけど…そこまで熱意があるなら応援するよ。勉強も学校でサポートするから大丈夫。頑張ってみよう。」

 

と応援してくれました。過去に進学した生徒がいなかったので、先生たちも期待していたんだろうと思います。沢山の先生が協力し、放課後に国語と小論文の勉強を教えてくれました。実技試験対策で、面接練習、ディスカッション、保育実技、ピアノも日替わりで指導してもらいました。

 

私の希望は短期大学でしたが、先生の強い勧めで四年制大学公募推薦で受験することに決まりました。

 

受験当日、かなり緊張していました。社会不安障害も患っていたので、吐き気と震えが止まらず、おかげで試験の内容は、全く覚えていません。しかし、予想通り学力が足りず、最悪の出来だったことは覚えています。昼休みに近くにいた女の子に話しかけられました。

 

「ねぇ、お友達になろうよ!」

 

「え!う、うん!」

 

「他の教室でも友達作ったんだ!紹介するね!」

 

驚きました。何というコミュニケーション能力の高さでしょうか。きっと、こういう人間がこの大学、そして保育界に求められているんだろうと感じ、ひどく落ち込みました。

 

「もし、合格してたら、そのときは仲良くしてね!」

 

うん、と頷きましたが正直テストの出来は最悪だったので、もう会えないかもしれないと思い、うまく笑えませんでした。筆記試験の難しさと集まってくる人の能力の高さを感じそれはそれは落ち込みました。結果は惨敗で、不合格通知が届きました。

 

それでも諦めきれませんでした。まだ一般入試が残っています。一般入試では短期大学との併願も可能でした。どちらでもいいので入学したい!その思いで両方受験することに決めました。

 

しかし、一般入試での合格者はどちらもわずか10人で、おバカな私が合格するにはかなりのハードルでした。引き続き、高校の先生たちに指導をお願いしました。毎日遅くまで学校に残り、進路先が決まった友だちも、ディスカッションや保育実技の練習に付き合ってくれます。しかし、筆記試験の成績だけは全くよくなりません。私の両親は、どちらかというと勉強が好きで覚えもよかったと聞いていました。それなのに私は…出来損ないだと悲しくなりましたが、自由保育を学んで先生になりたいという情熱だけはありました。

 

やれるだけのことはやりました。不安も残りますが、当たって砕けろ!と二日連続で入試を受けました。しかし、どちらも全く手ごたえがありませんでした。ダメだったかもしれない…。自分の学力のなさに嫌気がさしました。実技試験では緊張してしまい、普段の実力の半分も出せず、合格発表の日までどんよりした気持ちで過ごしていました。

 

合格発表の日は課外授業で演劇を観に来ていました。終わってから大学まで結果を見にいきます。緊張で青ざめている私を見かねて、友だちが付いてきてくれることになったのです。大変心強く、感謝の気持ちでいっぱいでした。大学までの田舎道を緊張で吐きそうになりながら歩いていきます。到着すると、あまり学生はおらず、すぐに掲示板を確認することができました。

 

まず、四年制大学の方を確認します。何度探しても番号は載っておらず、不合格でした。やっぱりダメかも…泣きそうになりながら、短期大学の方を確認すると

 

 

「あ…った!!!あったよ!!!」

 

 

思わず叫んでしまいました。一気に力が抜けてふにゃふにゃになってしまいました。まさか10人の中に入るなんて!!本当に信じられず、何度も何度も番号を確認しました。もしかしたら、私の情熱が伝わったのかもしれない。そんな気がしました。

 

本当に沢山の人に支えられました。お金の心配はいらないと後押ししてくれた両親、私の学力では無理だと言わず、忙しい合間を縫って勉強を教えてくれた先生方、遅くまで練習に付き合ってくれた友だち…。私に関わってくれた全ての人と共に手に入れた合格です。病気を抱えており辛かったですが、絶対に、幼稚園の先生になるんだ、と身が引き締まる思いでした。

 

正直、努力や情熱だけではどうにもならないことって世の中には溢れていると思います。でも、努力することも情熱を持つことも辞めてはいけないなと感じました。もし結果がでなくても、自分が一回り大きくなったような気がするからです。私は受験を通して、精神的に成長できたような気がします。とてもいい思い出です。皆様には、ぜひ努力が報われてほしなぁ…と思います。

 

社会不安障害・会食恐怖症についてはこちら↓

hatarakitakunai-haha.hatenablog.com

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
またお会いしましょう。

 

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