元幼稚園教諭の母は働きたくない!!

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心を許していた同僚がストーカーになった日。命の恩人じゃなかったの?part6〜誰もいない職場で〜

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こんにちは、働きたくない母です。

 

本日も皆様お疲れ様です!

 

前回の続きです。

 

hatarakitakunai-haha.hatenablog.com

 

これで最後です!長々と書きましたね…

読んでくださっている皆様、ありがとうございます!

 

こんな人が書いてます↓

 

hatarakitakunai-haha.hatenablog.com

 

 

この頃から、私に嫌がらせをしてくる先生達も

Aさんの異変に気付き始めたようでした。

 

ある日の保育後です。主任から呼び出されました。

 

「ねぇ、最近Aさん、あなたにやたらと構ってない?気持ち悪いぐらい。

保育後にあなたの手伝いばっかりしにいくし…

それに帰りによくAさんに駅で会うんだけど…

あの人毎回電車に乗らないで見送ってるの。

何でか聞いたら、待ち合わせって…。あなたのこと待ってるんじゃない?

 

……もしかして、付き合ってるの?」

 

衝撃…!気持ち悪いことを言わないでくれと思いました。

こんなに迷惑しているというのに…

それにしても、こんな話の時ばかり優しい態度を取られて嫌な気持ちになります。

噂話が大好きなんでしょうね…

 

「やめてください…付き合ってません。」

 

「でも、朝も一緒に来てるって保護者の方から聞いたけど…。」

 

もういっそ、相談に乗ってもらおうか…

主任は私に無理難題を突き付け、いじめてくるので大嫌いでしたが

真実を言わなければ、いつまでも言われそうですし

一人で悩むよりはいいかと思い、話すことにしました。

 

「実は…」

 

今までの経緯を説明すると

 

「え、それってストーカー!?やだー気持ち悪い!!あなた、大変だったね…

そういうのやりそうだよね、あの人。」

 

次々とAさんの悪口を主任が話す姿を見て、

あ…いじめの標的が変わったな。そう感じました。

私には今までにないくらいの優しい声で同情し

 

「大丈夫、協力するから!」

 

と他の先生も巻き込み、Aさんのストーカー行為から守ってくれると言い出しました。

ありがたいのですが、私はジャイアンにくっつくスネ夫になった様で

とても嫌な気持ちになりました。(スネ夫くんごめんね)

 

相談しない方がよかったかも…

 

後悔しましたが時すでに遅し

主任は他の先生を集め、私の事情を伝え味方をするよう話していました。

 

主任たちはAさんの見た目を気持ち悪いと言ったり、

そういうことする人だと思ってたなどと陰口を叩いています。

 

こうやって私の陰口も言っていたのだな…

私は同調しないように気を付けました。

ストーカーしてくるAさんを気遣わないといけないなんて…

 

この状況、辛い…

 

その日から時々、帰宅方向が同じ先輩が一緒に帰ってくれることになりました。

Aさんが帰ってから時間を置いて園を出ます。

 

「さぁ、帰ろう。今日は作戦があるから。」

 

先輩の提案はこうです。

Aさんはいつも同じ場所で待ち構えていました。

階段を登って、少し進んだホームの中央付近です。

電車が来るまで、Aさんから見えないよう階段に隠れて待機し、

発車する直前に走って乗り込むというものでした。

 

先輩はなぜか楽しそうです。

私は先輩が怖かったので、特に歯向かうこともなく従順に従っていました。

 

先輩が階段からそっとホームを覗き込みました。

 

「いるいる…待ってるよ」

 

Aさんがいるのを確認し、隠れて電車を待ちます。

程なくして、電車が到着しました。

降りてくる人に紛れて走って電車に飛び乗ります。

すぐにドアが閉まりました。

 

Aさんは…

 

ドアが閉まる直前に私たちに気付いたようで、

目を見開いてこちらに走ってきていました。

ぎりぎりAさんも間に合い、別のドアから同じ車両に乗り込みます。

 

人をかき分けてこちらの方までくると

 

「おつかれさまです…」

 

と息を切らしながら言いました。

こ、怖すぎる…

先輩はあからさまに嫌そうな顔をしています。

 

「え、Aさん先に帰りましたよね。何でいるんですか?」

 

先輩が詰め寄ります。

 

「園長先生に、写真を現像に出してくるよう頼まれてたんで。」

 

「それ、いつも保育後にすぐ行ってますよね?」

 

「今日はたまたま行けなかったんで」

 

「へー…そうなんですか。」

 

先輩とAさんはピリピリした雰囲気です。お互いにらみ合っていました。

私は二人の様子を伺うことしかできず、黙り込んでしまうのでした。

 

 

何日間か、先輩の作戦に付き合い

上手くいけば別々に帰ることができました。

先輩に付き合うのも疲れますが、断ったらまた何か言われそうなので

おとなしくしていました。

 

Aさんのストーカーのおかげ?で最近は主任にも先輩にも心配され

いじめられなくなりました。

その代わり、Aさんが無視されたり、陰口を叩かれるようになり

居心地が悪かったです。

 

 

数週間たったある日…

園長先生はAさんが帰ったのを確認した後、

 

「Aさん帰ったし、大丈夫かな?
ちょっと悪いけど、理事会があるから先に帰らせてもらうね!」

 

と言うと急いで園をあとにします。

その日は先輩もおらず、私一人で最後の戸締りを確認していました。

 

すると…

 

ガチャッ…

 

何やら玄関で気配がします。

園長先生かな?と目を向けると、

 

Aさんが戻ってきていました。

 

「あ、まだ残ってたんですね。」

 

ニコニコしながら近づいてきます。

 

「ど、どうしたんですか?」

 

1時間前に帰ったはずです。誰もいないし、どうしよう…

 

「ちょっと忘れ物しちゃって。ほら」

 

と見せられたのは、私のプレゼントしたコインケースでした。

 

「大事に使ってるんですよ。ありがとうございます。」

 

「……。」

 

怖すぎます。なぜそのコインケースをみせるの?

早く帰らなければ…と戸締りに専念しました。

私が高いところの窓のカギを閉めようとすると

Aさんの体が後ろから覆いかぶさってきました。

 

ぞくっとして、何も言えず固まってしまいます。

 

「届かないでしょ?やりますよ。」

 

いや…Aさんも私と身長そんな変わらないし…

密着しないで…気持ち悪い!

 

カギを閉め終わるとAさんは離れて

 

「そういえば、LINE知ってますか?」

 

唐突に聞かれました。

LINEが流行り始めた頃でしたので、やってる人とやってない人がいました。

私はアカウントを持っていましたが

 

「いえ、知らないです…」

 

と嘘をつきました。

 

「メールより便利ですよ。教えてあげるんで携帯かしてください。」

 

無理やりにすすめられるので、つい

 

「やめてください!!結構です…!!仮にやったとしても、Aさんには教えたくないです!!」

 

少し強い口調になってしまいました。

今までAさんに強く当たったことはありませんでした。

そのため怒ったのか、むすっとした表情になりました。

 

「ねぇ、僕何かしました?最近避けてますよね?」

 

もうこんな生活も終わりにしたい…

その思いから、思い切って迷惑であることを伝えることにしました。

 

「毎朝何で待ち伏せしてるんですか?帰る時も、何でホームで待ってるんですか?

今もこうやって誰もいなくなるのを見計らって帰ってきたんですか?怖いですよ…」

 

心臓がドキドキして吐きそうでした。

声が震えてしまいます。

 

「だって、あなたも僕も好き同士だから。なのに素直にならないから!」

 

ぞわぞわ…

私がいつ好きと言ったのか?

 

「私は好きじゃありません!」

 

「じゃあ、一緒に神社に行ったのはなんだったんですか?」

 

「誘われたら断れないんですよ…!

私はあなたを恩人だと思ってたんです。それ以上は何もないです。」

 

「プレゼントもくれたじゃないですか。」

 

「ただのお返しです…」

 

「手もつないで」

 

「私はつなぎたくなかったです…怖かった…です」

 

Aさんの顔は真っ赤でした。多分怒っている…?

それとも恥ずかしいのか。

黙り込んでいます。

じりっと距離を詰められている気がしました。

 

怖くなって私は机に置いてあった荷物をとって、園を出ました。

園の戸締りも途中で、着替えもせずジャージ姿ですが、そんなの構ってられません。

Aさんは追ってくる様子もなく、その日は無事に帰宅しました。

 

今考えると恐ろしいです…

当時の私にアドバイスできるなら、正直に話をするときは誰かがいるときにしなさい

と言いたいです。

何もなかったのでよかったですが…

 

次の日から、Aさんは朝待ち伏せしなくなりました。

帰りも早々に一人で帰ります。

保育後も話しかけられなくなりました。

なんなら、目も合わなくなりました。

 

初めから強く断っていればこんなことにはならなかったのでは…?

後悔してもしきれません。

そうして関わりのないまま何か月か過ぎたある日、

事務室でAさんが「彼女とよりを戻した」と話すのが聞こえてきました。

 

ほっとしたのを覚えています。

これで完璧に私には興味がなくなっただろう…

その後私は転職が決まり、Aさんとは縁が切れたのでした。

 

 

いかがでしたでしょうか。

だいぶ長くなってしまいましたが、これでおしまいです。

ぎゅっと掻い摘んで書きましたが、約1年ほど続いていました。

 

ストーカーと題名には書きましたが、経験不足から私が思わせぶりな態度で

はっきりと断らなかったのでAさんに勘違いさせてしまったのだろうと思います。

Aさん的には私に尽くしているつもりだったんでしょう。

にしても、待ち伏せするのはどうなの?と思いますが…

怖すぎました…

Aさんは彼女と別れたてで、誰でもいいから一緒になりたかったんでしょうね。

 

 

書いていると当時のことが思い出され、鳥肌がとまりませんでした。

死のうと思うほど追い詰められてるときって、ちょっと助けてもらえると

神様みたいに感じてしまうんです…

壺を買わされるタイプだと思います。

 

このことがあってから、男性に対して嫌な時は

はっきりお断りするようになり、ちょっと成長できたと思います。

少しでも参考になることがあれば幸いです。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

またお会いしましょう。

 

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