こんにちは、元幼稚園教諭の働きたくない母です。
皆様お疲れ様です!
就職先、どのように決めていますか?求人を確認したり、色々な場所に見学に行ったり自分に合う幼稚園はどこか考えているかと思います。
私も私立幼稚園に何園も見学に行き、ここだ!と思う園に無事就職できましたが、なんとまぁ、そこはブラックな職場で毎日7時から22時まで残業。休日出勤は当たり前。おかげでうつ状態になり、毎朝どうやって死のうか考えていました。
そんな思いをしてほしくないので見学時になんとかブラックかどうか見分けられるよう、ポイントを考えていきます。
※私の経験からの考察です。一概にそうだと言えませんが参考になれば嬉しいです。
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- 1,先生の数がクラスの数と一緒、フリーの先生がいない
- 2,年少クラスを一人で見ている
- 3,新卒が一人担任になっている
- 4,職員室が汚い、保育室が汚い
- 5,若い先生しかいない
- 6,手作り・手書きにこだわっている
- 番外編
- まとめ
1,先生の数がクラスの数と一緒、フリーの先生がいない
ここに私は気付かず就職してしまいました。見学時に、先生の人数は必ず聞いてください。もしクラスの数と先生の人数が同じようなら、一人休んだ時にどのような対応をしているのか尋ねてみてください。
その答えが納得のいくものならいいですが、
・事務の人が見てます
・2クラス合同にしてます
・未就園児クラスの先生が一緒に見ます
なんて答えだったら要注意。ホワイト園は1クラスに担任と副担任、学年に一人フリがいたのでクラスの数の倍以上先生がいました。
そこまでできる園はなかなかないですが、フリーの先生がいる園を選ぶことをおすすめします。でないと、少々の体調不良では帰れませんし責任も重くのしかかってきます。
どうにもならなくなっても、誰も助けてくれませんのでご注意あれ。
2,年少クラスを一人で見ている
これも1と同じような内容ですが、チェックしやすいのでポイントにあげました。年少クラス約30人を1人で見るのは相当大変です。
それを一人でみなければならない園はちょっと怪しいです。そこまで余裕がないということです。
ベテランの先生なら可能かもしれませんが、若い先生が一人で、てんやわんやしながら担任をしていたら要注意。先生の人数を聞けなかったら、年少のクラスをチェックしてみてください。
3,新卒が一人担任になっている
ホワイト園では、1年目は必ず副担任か学年フリーでした。そうして一年間、担任ができるように準備するのです。そうする余裕があります。
ブラック園にはそんなこと言ってる余裕がありません。人がバンバン辞めていくので1年目でも担任にせざるを得ないのです。
ベテランと組んでいる訳でもないのに1年目の先生が担任になっていたら要注意。
4,職員室が汚い、保育室が汚い
特に見てほしいのが職員室の机とトイレです。
1、職員室の机にファイルやものが出しっぱなしになっている
2、机上のブックスタンドにくしゃくしゃの紙が入っている、あふれ返っている
3、トイレの隅にほこりが溜まっている
4、サニタリーボックスのごみが溜まっている
5、子どものトイレが汚れたまま放置されている
保育室では
1、隅にごみやホコリが溜まっている
2、いつ使ったのかわからない絵の具が置いてある
3、枯れた植物が放置されている
4、子どものお道具箱やロッカーがぐちゃぐちゃ
5、靴箱が砂だらけ
ここを要チェックです。
ブラック園に勤めていたころは、職員室の掃除にまで手が回らずいつもぐちゃぐちゃでした。職員のトイレも子どものトイレも週一の掃除です。子どものトイレは毎日掃除が基本ですので週一はありえません。
ホワイト園は、毎朝職員室の清掃をする時間がありましたので机の上に何も乗っておらずピカピカでした。トイレ掃除は保育後に毎日していましたので、常にきれいな状態です。
保育室も準備や記録に追われて掃除が疎かになりがちです。適当に済ませて次のことをやらないと帰れません。子どものロッカーや靴箱なんて拭いてる余裕はないです。
そこまで手が回らないのがブラック幼稚園。
ホワイト園は掃除を複数人でやっていたので、保育室の隅から隅まできれいな状態でした。
5,若い先生しかいない
ベテランの先生がいない
=長続きしていない
=何か続かない理由がある
ということです。あまりに過酷なので先生の入れ替わりが激しいのです。働きやすい幼稚園は、出産して戻ってきているお母さん先生や、同じ園で何年も働いているベテラン先生が沢山います。
ブラック園に勤めていた主任の先生は保育歴6年の26歳でした。保育で困ってしまっても、まともなアドバイスをくれません。経験がないから教えられないのです。
ちょっと嫌かもしれませんが、口うるさいベテランの先生は必要です。見学時に先生の年齢や勤務年数を尋ねてみてもいいかもしれませんね。
6,手作り・手書きにこだわっている
あら、素敵でいいじゃない。と思うかもしれませんがあまりにこだわっていると先生の負担にしかなりません。
例えばお誕生日壁面や日めくりカレンダー、お当番表などをみてください。
- すべて画用紙で作ってあるのにラミネートされていない
- パソコンで印刷しているものがない
- 既製の物が一切使われていない
- 当番バッジも手作り
特に日めくりカレンダーがラミネートされていない場合、毎年使いまわししていない可能性があります。ブラック園では、毎年すべて作り直していました。使いまわしは許されなかったのです。
余裕があるときに作り直すのはいいですが、毎年マストで作り直していると、準備に追われ休みがなくなります。土日出勤なんて当たり前になってきます。
新学期のものだけでなく、お正月や節分、ひな祭り、クリスマスなどの季節の壁面も毎年作り直していましたので普段から土日はありませんでした。
おまけに卒業アルバムも手作りでした。それが保護者受けはよかったのですが負担が大きかったです。
また、なんにでも手作りや手書きにこだわるところは提出物も手書きしか許されない場合もあります。
今の時代、なんでもパソコンをつかって効率化したほうがいいに決まっています。過去のデータも見返しやすいですしね!
私がブラック園で指導案や、園だよりの下書きをWordで作って提出するとこっぴどく叱られました。心がこもっていないそうです。手書きが苦手な私は、そこでも時間をとられました。
そういう理不尽なことを言われる場合もあります。
ホワイト園では既製品を使うのは当たり前。辞めていく先生のおさがりの壁面、日めくりカレンダーを使っていました。画用紙を切らず、パソコンで印刷した文字を使うのも許されましたし、季節の壁面も何年も使いまわしです。
もちろん、パソコンが得意なら提出物はWordやExcelでもOK。仕事を効率化すると褒められました。
無駄な仕事がない分余裕があり、子どもに費やせる時間が多かったです。手作り、手書きのせいでいっぱいいっぱいになってしまっては本末転倒です。子どもの為に何を優先すべきか、素人でもわかりますよね。
見学時、壁面は毎年手作りですか?と質問してみてもいいかもしれません。あまりにこだわりが強いようなら要注意!
番外編
ブラックとは違いますが、指定の保育着があるかどうかも結構重要で…園の指定の保育着がないところはもちろん自費です。
ユニクロで揃えてもいい額になります。酷いとエプロンも自費のところもあるので、そうなると結構痛い出費…。是非チェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。私の経験、友人の経験を元にまとめてみました。当てはまったからといって、必ずブラックな訳ではないですが確率は高いと思います…!
せっかく先生になろうと頑張っているのですから、長続きする職場で働いてほしいのです。自分に合う園に巡り合えるといいですね!!参考になりましたら幸いです。
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