元幼稚園教諭の母は働きたくない!!

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幼児期における遊びの重要性、保育を通して感じたこと。【Rasさんとのコラボ企画】

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こんにちは、働きたくない母です。
皆様お疲れ様です!


今回は初めてのコラボ企画です!Rasさんからお話を頂きました。私が唯一語れる話題が保育のことなのですが、興味を持って頂けて嬉しいです!ありがとうございます!

Rasさんのブログはこちらから↓

yakuzaishis.hatenablog.com

 

早い時期からの習い事は必要なのか

私の感覚で、実際に数字を出したわけではありませんが、年々習い事をしている子どもが増えているように思います。ピアノ、習字、スイミング、そろばん、塾、プログラミング、体操。週に6日ほど習い事をしている子どもにも出会いました。私は習い事の話をしてくれた子どもに、必ず聞くことがあります。

 

「やってて楽しいと思う?」

 

楽しいと答える子ももちろんいますが、楽しくないが圧倒的に多かったかなと思います。理由は遊ぶ時間がないからとか、好きじゃないから、練習に時間をとられるからなど。習い事が悪いわけではありませんが、幼児期に遊びの時間を削ってまで楽しくないことを続けるのはどうなのでしょう。ご家庭の方針もありますので、文句を言うつもりはありません。きっと様々な思いがあります。が、少し考えてみて欲しいのが、遊びだけに集中できるのは長い人生でたったの6年間です。小学校入学の7歳からはもう勉強が始まり、好きな時に好きなだけ遊べなくなります。そんなに焦らなくてもいいのでは?と思ってしまうのです。

ただ遊んでいるだけじゃない

子どもの能力を伸ばすには「遊びの中で、楽しみながら」これが重要だと考えています。例えば、お絵かきが好きな子どもがいたとします。クレパスを重ね塗りしたときにふと気づくんです。「あれ?色が変わった!」「他の色はどうなるのかな?」そうしてどんどん試し始めます。好きでやっていることだと、子どもは凄まじい集中力をみせます。興味のあることを好きなだけやらせてみると、詳しくなり、それが得意分野となります。将来の夢や職業につながることもあります。

友だちとおままごとをしているとき、お金に見立てた石を「いち、に、さん…」と数えます。「いっこちょうだい!」「いいよ!」そうしてまた減ったお金を数えます「いち、に…」自然と数に興味を持ちます。絵本を読んでもらうのが大好きな子ども。自分でも絵本を読んでみたいけれど読めません。「これ、なんてよむの?」「これはね…」そうして文字に興味を持ちます。こういった経験があることで、数字や文字を習ったときにスムーズに理解ができるのではないでしょうか。

遊びを通して人間関係を学ぶ

4歳、5歳ごろになってくると、友だちとの遊びが増えます。観察していると、まるで社会の縮図です。遊ぶことで人との関り方や自分の役割を理解していきます。氷鬼をしていると、鬼があまりにも足が速く、どんどん仲間が捕まっていきます。すると、残っている子ども達で作戦を考え始めます。おとり役、仲間を助ける役と役割分担し始めるのです。ルールがある遊びの中でケンカをすることもあります。沢山ケンカをすることで、「どこまでなら言ってもいいか、相手を傷つけないか」「相手の立場で考えてみる」「解決策を提案する」など、社会で必要なスキルが身についていきます。こういった経験がないと、大人になってからトラブルを起こしやすくなるのではと考えています。

失敗を繰り返して

楽しい遊びの中でも、失敗を経験します。例えば沢山積み上げた積み木が崩れてしまったとか、折り紙を折っていたらわからなくなり、ぐちゃぐちゃになってしまったなど。何度も何度も失敗します。始めは大泣きしてどうしようもありませんが、先生や友達に励まされ、だんだんと自分で気持ちを切り替えるようになってきます。そして、「もう一度やってみよう」と再度挑戦することができます。挑戦して成功すると自信につながるのです。失敗しても大丈夫、何度もやり直せばいいと理解できます。これも、社会に出た際に必要なスキルだと感じます。将来、子ども達が大きな困難にぶつかったときに、自分の気持ちをコントロールできるはずです。

自由に遊ぶことが自立への近道

自由に遊ぶ時間があると、自分で計画を立てます。幼稚園児でも「きょうのおそとあそびは、おままごとと、おにごっこするの!」と予定をたてているのです。習い事やお勉強で予定がぎっちりだった幼稚園の子どもはそんなことを考えるゆとりはありません。淡々と決められた作業をこなしていきます。いざ自由に遊べる時間になると何もせず、うろうろしているのです。話を聞いてみると「なにしてあそべばいいの?」と答えました。こちらが遊びを提供しなければ遊べなかったのです。これは、私の経験だけでの判断ですが、沢山遊んでいる子どもの方が早い段階で手が離れ、自己肯定感も高かったように感じます。自由に遊べることで、主体性が身に付きます。遊ぶことが自立の近道なのではと感じました。

 

子どものやりたいことに寄り添う

出来れば、子どもがやりたいといったことをなんでもやらせてあげて欲しいと思います。子どもは大人の真似をしたがります。包丁、のこぎり、カッター、縫い針など、危険だと思うこともやらせてあげてください。子どもが怪我をするのは、やり方を知らないからです。道具の使い方を正しく指導すれば、理解して自分でなんでもできるようになります。実際、私が勤めていた幼稚園では、自由遊び中にのこぎりやトンカチを使って作品作りをしたり、鉛筆をカッターで削ったり、本物の裁縫道具で人形を作って遊んでいました。使い方をしっかり教えているので怪我はしません。こうして、生きていく力を遊びながら身に着けられるのです。

 

子どもを見守る

私の尊敬する先生が、子どもを見守る保育を推奨していました。大人に「次はこうしよう」と指示されると、自分で考える力や意欲の低下、ストレスからイライラするなど、発達の妨げになるということでした。皆さんはモンテッソーリ教育をご存じでしょうか。最近流行しているので、知っている方も多いかもしれません。

モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。
「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれといえます。この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。

出典:モンテッソーリ教育綜合研究所

https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/

子ども達は自分で遊びを選択し、気が済むまで同じ遊びを続けます。保育者は子どもが遊びに興味を持てる環境を作り、見守ります。子どもが困ったらヒントは出しますが、指導はしません。そうすることで、自分の得意なことや個性を発見したり、難しいことも自分で解決する力を身に着けどんどん自立していきます。好きな遊びに集中させてあげることで、沢山のことを考えるのです。

まとめ

最近は子どもが遊ぶ環境がなくなって遊びたくても遊べなくなっています。公園では、ゲートボールはOKなのに、ボール遊びはNGなところも見かけます。まるで、子どもには遊ぶなと言っているように見えます。遊んでいる子どもが被害にあう事件も多発し、保護者も安心して遊んでおいで!と言えなくなってきていると感じます。学童保育などの預かりが利用できない小学生の子どもを事件から守るために、あえて放課後に習い事へ通わせているという話も聞きます。自由に、安心して遊べる環境を私たち大人が整えてあげなければならないと感じる日々です。
落ちこぼれが偉そうに書きましたが、遊びの大切さが少しでも伝われば幸いです。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
またお会いしましょう。

 

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